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東北6県の代表的な夏祭りが集結する「東北六魂祭2016青森」が25日、青森市で開幕する。東日本大震災の復興と鎮魂を祈願して始まった祭りは今回、被災地の八戸市から初めて、八戸三社大祭が特別参加する。
祭り前夜、山車「大漁豊作加護 福徳七福神」が無事完成し、初陣を待つだけとなった。
青森市の県観光物産館アスパムの西駐車場で「長横町粋組」のメンバーたちは24日深夜まで、人形などの取り付け作業に打ち込み、最大で高さ10メートル、横8メートルに動く台車の仕掛け部分の動きを確認した。道行く人が足を止め、ライトアップされた山車をスマートフォンで写真に収めていた。
組頭の菅原鉄也さん(37)は「今回の山車は皆さんへの恩返しと一人でも多くの人に福が来るようにとの意味を込めて作った。東日本大震災から立ち直った八戸市の姿を感じ取ってもらえれば」と語った。
八戸三社大祭の山車が初めて東北六魂祭に出場します。
多くの人の期待と応援を背負い、長横町粋組が初陣へと向かいます。